2025年11月中旬にこどもが学校の代休だったので、以前から行きたいと思っていた「いちごファームミモザ」さんの野菜の収穫体験に行ってきました。サツマイモを掘らせて頂いたり、大根を抜いたり、とっても楽しかったです。カブの甘さにはびっくりしました。
いちごファームミモザさんの場所

いちごファームミモザさんは和光市南1丁目32にあります。住宅街の中に広大な農地が広がり、その中心にはいちごのビニールハウスがあります。
電車だと、「和光市駅」の「和光市駅南口1番乗り場」から東武バス「司法研修所循環」に乗車し、「二軒新田」より徒歩10分ほどの場所にあります。車だと、東京外環自動車道の和光北ICより約10分ほどの場所で、駐車場も15台分あります。
いちごファームミモザ
いちごの収穫体験

埼玉県和光市にあるいちごファームミモザは、2024年1月にオープンした都市近郊型のいちご農園です。
苺のシーズンは12月のクリスマス前後から5月頃までで、この時期はいちご狩りが楽しめます。
野菜の収穫体験


もともとは練馬で代々続く農家さんで、大根やカブ、ネギなどを作られていたそうです。そのため、いちごのハウスの周辺にも広大な農地では、いちごのシーズン以外にも季節の野菜の収穫体験をさせてもらえます。
11月中旬に訪れた際は、さつまいもやカブ、ネギに大根といった様々な野菜の収穫体験ができます。
料金も良心的で、スーパーで購入する金額で収穫体験ができるのはとってもありがたいです。
- さつまいも3株¥1200
- カブ 5玉¥200
- ネギ1袋¥300
- 大根1本¥200
さつまいも


さつまいもの畝にはツルを切った後の収穫ができそうな芋の茎がたくさん並んでいます。砂を少し掘ると大きなゴロゴロとしたさつまいもが!


種類は紅はるかとシルクスイートがあり、3株で1,200円でした。ただ、株によって当たり外れがあったりするので、細い芋しかないような場合はおまけで芋をプレゼントしてくださったりするみたいです(ありごとうございました)。
大根


大根もとっても立派です。ミニ大根なので、一般的な大根よりも小型の品種なのですが、丹精込めて育てられているので、普通の大根と同じくらい大きくなっています。
カブ


カブは、丸々と太って美味しそうですね。大きさによって味わいが異なり、様々な楽しみ方ができます。
大きなカブは食べ応えがあり、煮物や汁物など、加熱調理することで甘みや旨みが引き立ちます。一方で、小から中くらいのカブはみずみずしさが特徴で、生で食べると甘みが際立ちます。サラダや和え物、浅漬けなどに最適です。
どの大きさも生で食べられるほど甘く、それぞれの調理法で美味しくいただけます。
ネギ


畑に並んだネギが見事に育っていますね。ピンと立った葉からは、生き生きとした生命力が感じられます。一本抜くと、美味しそうなネギの香りがします。
オーナーに聞いてみました


オーナーに「いちごファームミモザ」の名前の由来を伺ってみるとミモザの花言葉に「感謝」「友情」「思いやり」などの意味あるそうです。ミモザさんも家族で代々畑を守ってきており、自分たちが大切にしている価値と重なる部分があったので名付けたそうです。


畑のすぐ隣にはいちごのビニールハウスがあります。中にはもうすぐ花が咲きそうないちごの苗が1万株並んでいます。だいたい一つの苗から4,5回花芽が出て、(品種によって違いますが)一つの花芽で10個くらいの実がつくので、数十万個のいちごがなるのですね。

となりのハウスには苗が置いてあります。イチゴ農家さんはなかなか休みがないそうで、毎日毎日1万株の葉を剪定したり、ランナーを切ったりしているそうです。
加えて、いちご狩りのオンシーズンと次のシーズンに向けた準備が重なる春先は多忙を極めるとか。一年を通じて農家さんが日々丹精込めて育てて下さったお陰でいちご狩りができるのですね。


ミモザさんはトイレや手洗い、授乳室まであるので、いちご狩りのオンシーズンになると小さいお子さん連れの家族がたくさん訪れるそうです。オーナーもそうした子供たちが生き生きと農に触れる姿を見るのが好きでいちご狩りや収穫体験を行っているそうです。


帰りにあたりを見渡すと、ミモザさんの周囲には宅地が増えてきているやうでした。2040年を目処に大江戸線が延伸することになっていますが、ミモザさんから大江戸線の延伸で開業予定のもみじやま公園脇の「大泉町駅(仮)」までは歩いて10分ほどの場所です。

きっと、これから都市開発の波が少しずつミモザさんの周辺にも押し寄せるのではないかと思いますが、住宅街の中にある農業体験ができる貴重な場所として残ってほしいと思ったりしました。
次は、いちご狩りの時期にに伺わせて頂こうと思います。
いちごファームミモザさんの概要

| 店名 | いちごファームミモザ |
| 所在地 | 埼玉県和光市南1-32 |
| オープン | 2024年1月(いちご農園) |
| 営業時間 | やさいの収穫体験は10時~11時半、13時半~15時半 ※ビニールハウスにオーナーがいることが多いので、声替えすると収穫させてもらえます。 |
| 設備 | 休憩所、ロッカー、仮設トイレ、授乳室、おむつ交換台 |
| アクセス | 和光市駅南口から東武バス「司法研修所循環」乗車、「二軒新田」より徒歩10分。車で和光北ICより約10分。駐車場あり(15台ほど)。 |
| リンク | 当園のご案内 – いちごファームミモザ |


コメント