【和光市】半世紀の歴史に幕。下新倉の胃袋を支え続けた「風柳軒」が5月31日に閉店へ

和光
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大きく変わりゆく下新倉の街並みの中で、変わらない味と空間を提供し続けてくれた名店が、また一つ姿を消すことになりました。

和光市下新倉にある町中華「風柳軒(ふうりゅうけん)」が、2026年5月31日をもって閉店しました。

街の風景に溶け込む、黄色い看板と「営業中」ののぼり

最近では近くにオーケー(ディスカウントスーパー)がオープンし、今後は和光富士見バイパスの開通も予定されている下新倉地区。急速に再開発が進む住宅街の中で、風柳軒はいつもの日常としてそこにありました。

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下新倉小学校の手前、公園沿いの道を歩くと見えてくる「黄色い看板」と、元気に はためく「営業中」ののぼり。これを目印に、今日も多くの常連客が足を運びます。

広々とした店内で過ごす、のんびりとしたお昼時

ガラガラと扉を開けて店内に入ると、まず目を引くのがピカピカに清掃された水槽と、その中で元気に泳ぐ鯉たち。

店内はカウンター席、テーブル席、そして小上がりの座敷席があり、広々とした落ち着く空間が広がっています。

テレビをぼーっと眺めながら過ごすランチタイムは、忙しい日々のちょっとしたオアシスでした。敷地内には駐車場も完備されており、車でのアクセスが良いのも嬉しいポイントです。

胃袋を掴んで離さない、王道&個性派メニュー

風柳軒のメニューは、どれもホッとする安心のラインナップ。

  • ラーメン: 600円
  • チャーハン: 900円
  • 焼肉定食: 1,250円

さらに、少し変わったメニューとしてファンの心を掴んでいた「オムケチャ焼きそば(1,000円)」など、遊び心のある一品も目を引きました。

厨房から聞こえる、小気味いい中華鍋の音

今回注文したのは、ついつい頼んでしまう定番の「日替わりランチ」。この日のメニューは「豚キムチ丼と半ラーメン」のセットです。

注文を入れると、厨房から「カン、カン!」と小気味よく中華鍋を振る音が響いてきます。この音が、さらに食欲をそそるんですよね。

手際よい職人技で、わずか5分ほどで着丼。

  • ラーメン: どこか懐かしく素朴な中華スープに、スープがよく絡むちぢれ麺。
  • 豚キムチ丼: 旨味たっぷりの豚バラ肉に、ピリ辛のキムチとニラが抜群の相性。
  • おしんこ: よく浸かっていて、箸休めに最高な美味しさ。

これぞ「毎日でも食べられる、飽きのこない最高の味」でした。

ごちそうさまでした。

地域コミュニティ「わこうチャット」でも別れを惜しむ声

半世紀(約50年)近くにわたり、下新倉の胃袋を支え続けてきた風柳軒。

突然の閉店という寂しいニュースに、地域の情報交換プラットフォーム「わこうチャット」などでも、

  • 「子どもの頃から通っていたので寂しすぎる」
  • 「あのホッとする味がもう食べられないなんて……」 と、突然の別れを惜しむ声が多数寄せられています。

そこにあるのが当たり前で、何気ない日常に深く溶け込むお店でした。

風柳軒さん、長きにわたり美味しいご飯と温かい時間を本当にありがとうございました。

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